アプローチから外観を望みます。 旧住宅街に建つ専用住宅です。嫌味のない風格を感じていただけるようシンプルな美しさを追求しました。 クライアントは伝統と格式のある方であったため、特に「さらりとした美」を表現できるよう設計しました。 |
庭からの眺めです。 茶室と向かい合うようにして建っているため、庭との兼ね合いや茶室とのバランスに気を遣いました。 大きな建物なので、茶室からの眺めを柔らかく見せるために軒の高さを押さえ、ボリューム感を調整しています。 |
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メインの玄関ポーチです。 茶室の迎賓の待合のためのベンチが、思っていた以上に多用途に使われており、評判がよいのでびっくりしています。 床はタタキ仕上げ。お嬢さんたちの手作りのお皿などが埋め込まれており、訪れる人たちにクリエイティブな楽しみを与えていて、微笑ましい造りとなっています |
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玄関ホールです。 天井を低く抑え、階段のある吹き抜け空間のダイナミックさを効果的にするための空間となっています。 足元を透かした正面の飾りだなは、素敵なしつらえとなっています。 |
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階段室。 階段は踏板が片持ちになった特殊な構造としています。特有の美しさは、空間をすっきりと広く見せることに成功しています。 |
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茶室に続く渡り廊下です。 四季の移ろいを感じながら茶室を行き来する、素敵な廊下です。 ここに立つと、なんとお庭が見事なことか、美術館に来たような錯覚を覚えます。 |
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旧茶室以外に、立礼の茶室を新設しました。 これはそのアプローチ。 ちいさな空間に密度の濃い茶室ならではの「間」を持った入り口空間になっていると思います。 |
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立礼の茶室です。 裏千家の先生である奥様の御指導もあり、さりげない、しっとりとした素敵な空間になっています。 |
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居間空間です。 ここの共有空間の間取りは特有なもので、各スペースが製作した置き家具によって仕切られた構成となっています。 大きな空間と熱効率、暖房システムなどをトータルで考えた結果の新しい間取りです。 |
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ダイニングです。 奥様の台所生活を徹底して設計しています。 食事をしながら外部の庭を美しく見ることにこだわっています。 |
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(有)君島弘章建築設計事務所
君島 弘章
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